人気小説が待望の映画化。葬祭ディレクター役を浜辺美波さん、目黒蓮さんが演じる注目作です。
ハンカチ必須の感動作でありながら、テーマは「お葬式」。普段はあまり身近に感じることのない世界ですが、本作は葬儀とは何か、そして私たちがつい目をそらしてしまいがちな「死」について、静かに向き合うきっかけを与えてくれます。涙なしでは観られないけれど、観終わったあとにはきっと、大切な人のことを思い浮かべたくなる――そんな一作です。
ほどなく、お別れです。

| ほどなく、お別れです | |
| 原作 | 長月天音 |
| 監督 | 三木孝浩 |
| 脚本監修 | 岡田惠和 |
| 脚本 | 本田隆朗 |
| 配給 | 東宝 |
※できる限りネタバレを避け、何も知らない状態で楽しんでいただきたいため、詳しい感想は控えています。
「小学館文庫小説賞」大賞を受賞した『ほどなく、お別れです』。
葬祭プランナー役を浜辺美波さん、Snow Manの目黒蓮さんが演じます。普段の生活では、なかなか知ることのないお葬式の世界。この映画は、誰かを見送る時間を通して、どんなふうに生きたいのか、これからどう生きていくのかをそっと考えさせてくれます。
観終わったあと、心の奥に静かに余韻が残る作品です。
書籍は4冊発売中
\映画化記念帯つき/
約4年ぶりとなる待望の新作!遠くの空へ
私は書籍の大ファンで、長月天音さんの丁寧な描写がとても好きです。
この作品が映画化されると知り、きっと美しい作品になるだろうと、期待で胸を膨らませていました。ティッシュ必須です。本の中に自分が入り込んだかのように、生と死とは何かを静かに考えさせられます。そして、葬儀を行う側が、どんな思いで故人を送り出しているのか――その一つひとつが胸に迫ります。
いつか必ず訪れる自分自身の未来についても、そっと向き合うきっかけをくれる、学びの多い作品です。
映画を見た感想
映画公開5日目。10時台の回を観に行きましたが、劇場は満席でした。上映が始まると、あちこちから鼻をすする音が聞こえてきます。そんな私も、原作を読んでいたこともあり、開始0秒から涙が止まりませんでした。
小説とはストーリーが異なる部分もあり、まるで二作品を味わったような気分に。原作と映画、それぞれの違いを楽しめるのも魅力のひとつです。
物語の中では、幾度となく人の死が描かれます。葬儀について深く知る機会は、普段なかなかありません。しかし、人の死は誰にでも必ず訪れるもの。作中で漆原が口にする「区切り」という言葉がとても印象的でした。残された遺族が前を向くために、どのように葬儀と向き合うのか。葬儀は決して他人事ではなく、いつ自分の身にも起こり得ることなのだと、改めて考えさせられる作品です。
どの家族にもある物語り
葬祭プランナーとして働く美空。3つの家族と向き合い、ご遺族様も、そして、故人様も区切りがつける葬儀を行なっていきます。
柳沢家
久保田家
長野家
清水家
物語は、実は冒頭のシーンからすでに伏線が張られています。そしてその意味がラストでつながったとき、「そういうことだったんだ」と胸が熱くなりました。
美空の大切な家族にも出来事が起こり、物語は切ない展開へ。最後に向かうストーリーは歯がゆさもありながら、とにかく胸に迫るものがあります。
中でも印象的だったのが、美空の母を演じた永作博美さんと、祖母を演じた夏木マリさんが本音を打ち明け合うシーン。ずっと言えなかった想いがようやく言葉になった瞬間、「やっと言えたね」とこちらまでほっとしてしまいました。
そしてラスト。葬祭プランナーである主人公が、自分の家族の葬儀を執り行う姿が描かれます。その静かな締めくくりがとても印象的で、観終わったあとも余韻がしばらく続きました。
涙だけではなく、心にそっと何かを残してくれる作品です。
漆原家
映画公開後に発表されたプロモーション映像も印象的でした。「ああ、そうだったのか」と思わされる内容で、漆原にも守るべき家族があり、そして彼自身にもどうしても区切りをつけられない過去があったことが明かされます。本編を観たあとだからこそ、より深く胸に響く映像でした。
目黒蓮さんの美しい「納棺の儀」
見惚れてしまう目黒蓮さんの所作。何度も練習を重ねられたのでしょうか。シュッと風を切る音が聞こえてきそうなほど無駄のない動き。そして、深く美しいお辞儀に思わず惚れ惚れしてしまいました。
浜辺美波さんの涙
目を真っ赤にしながら、この映画の大切な言葉を紡ぐラストシーン。その姿に胸がいっぱいになり、涙が止まりませんでした。2枚目のハンカチも大活躍です。
演技だとわかっていても、そこに立っていたのは間違いなく美空。原作で出会ったあの美空を、そのまま見ているようでした。
物語の世界にそっと包まれるような2時間。終わる頃には、あっという間だったなと感じていました。
ほどなく、お別れです
死について、あえて考えたいと思う人はきっと少ないはずです。正直に言えば、私も怖いです。大切な人とは離れたくないし、守りたいものもあります。
けれど、人はいつか必ず死を迎えます。そのタイミングは誰にもわかりません。
この作品の原作、そして映画を観てから、自分はどう生きたいのかを以前よりも考えるようになりました。普段はどこか遠くに感じている「お葬式」も、実はいつも私たちのすぐそばにあって、決して他人事ではないのだと気づかされます。
今日もどこかで、漆原が言うように「区切り」をつけている人がいる。
この作品は、「死」を描きながらも、本当に伝えたいのは「どう生きるか」なのではないでしょうか。観終わったあと、きっと大切な人の顔を思い浮かべたくなる。そんな一作です。
公式SNS
X
\°˖🕊️ 大ヒット記念 🕊️。*/
— 【公式】映画『ほどなく、お別れです』 (@hodonaku_movie) February 13, 2026
週末観客動員ランキング初週1位✨
公開から7日間で11億円突破!
興行収入:11億7646万円
観客動員:86万436人
(※興行通信社調べ)
たくさんのご来場ありがとうございます!!
その感謝を込めて—
🎬映画 #ほどなくお別れです… pic.twitter.com/tpVtFipDOd
TikTok
